おはようございます。
週の前半は、近所の福祉施設(特別養護老人ホーム)で宿直のお仕事をさせていただいてます。先ほど帰って来て、朝食と一緒にベアレンビール シュバツル(黒ビール)を飲ませていただきました。美味しい!
朝ビール、最高です(^^)。
今日は二十四節気の寒露(朝晩がめっきり寒くなって露が降りる頃)なのですが、今朝の箱根山の海沿い、また夏が戻ってきてしまった様な青空と暑さです。午前10時現在26℃の夏日、台風が日本海を通って行くので、湿った南風が強まり、この後まだまだ気温が上がりそうです。
みなさまの地方はいかがでしょうか?
お変わりありませんか。
今年…というよりは、この数年すっかり夏が伸びて、残暑がいつまでも続くようになりましたが、それでも旧暦九月の晩秋に入り、太陽の位置が低くなって、斜めからの朝の光りが海原を射してキラキラと輝くようになってきました。
キティーちゃんがたくさんいるようなピンクのイモカタバミや
鮮やかな黄色のコレオプシデージー、青紫の宿根サルビア・グァランティカといった秋の草花が咲いています。
さて、今日はこれからレタス苗の植え付けです。
みなさまも、良い一日をお過ごしください。
2013-10-08
2013-10-06
ナシ、ジンジャーシロップソルベ添え
白と白で、色合いがイマイチですが、夏の新ショウガで作ったジンジャーシロップを使ってソルベ(シャーベット)を作り、ナシ(豊水)に添えました。「すごくよく合って、美味しい!」と、お客様にも好評です。ソルベにしなくても、冷やしたナシにシロップをかけただけでも美味しいですよ。
Nashi (Japanbirne) mit Ingwer-Sirup-Sorbet
Nashi (Japanbirne) mit Ingwer-Sirup-Sorbet
わが家でもオクトーバーフェスト (^^)!
おはようございます。雨上がりの朝の箱根山の海沿いです。伊豆の山々の峰に横雲が分かれるように、青空がのぞき始めています。午前8時現在、22.6℃です。 みなさまの地方はいかがでしょうか。お変わりありませんか。
今年は、あちこちでオクトーバーフェスト=ドイツのビール祭りが話題になっていますね。
わが宿でも、岩手のベアレンビール
https://www.facebook.com/baerenbierから、季節限定のフェストビールなど4種類のビールを取り寄せました。
ビール好きが集まって100年前のドイツの醸造法に学んで作られるビールで、コクと深みがあって、とても美味しいです。ビール…というより、大麦とホップを原料にしたハーブ飲料みたい。
このビールに合う、ベジタリアン料理がいろいろと浮かんできそうです。
Oktoberfest in unserem B&B !
2013-10-04
さよなら、ワイルドトマト
みなさま、こんにちは まもなくお昼です。
今日の箱根山の海沿いは、どんよりとした曇り空に覆われ、冷たく湿った北東風が…北を尾根で囲われているので直接吹き付けるわけではないのですが…頭上を通過していて、ひんやりとした空気に覆われています。午前11時半現在20.4℃。みなさまの地方はいかがでしょうか。お変わりはありませんか?
今日は、最後に残しておいたワイルド・トマトを片付けながら、チコリーやレタスの苗の植え付け進めています。
ワイルド・トマトは、中南米で古くから栽培されてきたとされる野生系のトマトです。小粒ですが、甘さと酸味のバランスの良さに、フルーティーな香り、濃く、そして皮が柔らかくて、とても美味しかったです。事務屋さんで、めったに褒めてくれないカミさんが、「これは美味しい」と言ってくれたので間違いはありません(笑)。お客様もびっくりしていました。ただ欠点は、花は咲くのですが、実付きがよくありません。花蜂などにしっかり受粉してもらわないと実がつかないようです。
普通の栽培トマト、特に市販されているものはビニールハウスで栽培されているのが殆どですから、ホルモン剤を利用して受粉しなくても着果するように作られています。でも、やっぱり野外で、蜂に受粉されて出来た実のほうが、しっかりした味になりずっと美味しくなります。
露地物のトマトが格段に美味しいのは、こんな理由からです。
トマトは、20℃以上の温度がないと色づきません。
これからはもう、野外では作れなくなります。
(なので、これから出回るハウス栽培のトマトは重油などをたいいて作られます。エネルギーの観点でいうと、環境にはかなり負担となる作物ということになりますね。
また、来年を楽しみにしましょう。
今日の箱根山の海沿いは、どんよりとした曇り空に覆われ、冷たく湿った北東風が…北を尾根で囲われているので直接吹き付けるわけではないのですが…頭上を通過していて、ひんやりとした空気に覆われています。午前11時半現在20.4℃。みなさまの地方はいかがでしょうか。お変わりはありませんか?
今日は、最後に残しておいたワイルド・トマトを片付けながら、チコリーやレタスの苗の植え付け進めています。
ワイルド・トマトは、中南米で古くから栽培されてきたとされる野生系のトマトです。小粒ですが、甘さと酸味のバランスの良さに、フルーティーな香り、濃く、そして皮が柔らかくて、とても美味しかったです。事務屋さんで、めったに褒めてくれないカミさんが、「これは美味しい」と言ってくれたので間違いはありません(笑)。お客様もびっくりしていました。ただ欠点は、花は咲くのですが、実付きがよくありません。花蜂などにしっかり受粉してもらわないと実がつかないようです。
普通の栽培トマト、特に市販されているものはビニールハウスで栽培されているのが殆どですから、ホルモン剤を利用して受粉しなくても着果するように作られています。でも、やっぱり野外で、蜂に受粉されて出来た実のほうが、しっかりした味になりずっと美味しくなります。
露地物のトマトが格段に美味しいのは、こんな理由からです。
トマトは、20℃以上の温度がないと色づきません。
これからはもう、野外では作れなくなります。
(なので、これから出回るハウス栽培のトマトは重油などをたいいて作られます。エネルギーの観点でいうと、環境にはかなり負担となる作物ということになりますね。
また、来年を楽しみにしましょう。
2013-10-03
エ・シャロットとニンニクの植え付け
Gten morgen.
Heute werde Ich die Knollen der Scalotten und Knoblauch anpflanzen.
おはようございます。
今日の箱根の海沿い、まずまずのお天気です。ただ、昨日の台風が置いていった暖かく湿った空気が残っているからか、南の海上は霞がかかって、そこに秋の斜めから射す日が当たって、海も空も渾然一体となって輝いています。午前9時半現在、25.1℃。蒸し暑さを感じます。
みなさまの地方は、いかがですか?
写真は、エ・シャロットとニンニクの種球です。
日本でエシャロットというとラッキョウ(Allium chinense)の若取り品をそう呼んで出回っていますが、本物のエシャロット(Allium aggregatum)は分球性の玉ねぎの一種で、甘み、辛味が少ない代わりに、炒めるとユリの花の香りに似た芳香とまろやかな味が得られ、美味しいソース作りなどには欠かせない香味野菜です。
一昨年から栽培していますが、一般の玉ねぎよりもむしろ育てやすく感じます。原産は中近東で、冷涼な気候を好む玉ねぎより暖かい地方だそうです。東南アジアでもエシャロットの系統の玉ねぎが栽培されているそうで、なぜ日本で普及しないのか不思議なくらいです。
手に持っている細長いものはフランスの品種。丸っこいのはイタリアの品種です。 いつも、お世話になっているタネ屋さん(ナチュラル・ハーベスト)から入荷の連絡が来て、すぐにショッピングサイトをのぞくと、種球はすでに在庫数点になっていて、あわてて注文しました。いまはもう手に入りません。日本ではなかなか手にはいらないので、私と同じ様に待ち望んでいたみなさんがいたのかと思うと、マニアックな連帯感と同時にちょっとライバル意識も感じました(笑)。
ニンニクはフランスの品種で、日本のニンニクより味も香りもソフトでまろやかです。最近日本でも、欧州産のニンニクが手に入る様になりましたが、刺激臭が少ないので使いやすいです。
ニンニクは冷涼な気候を好み、また十分な大きさを作るのに地力が必要で、日本でも青森など産地が限られていますね。私も何も考えずにやって、一度失敗しています。再チャレンジ、うまく地力をつけながら頑張ってみます。
Heute werde Ich die Knollen der Scalotten und Knoblauch anpflanzen.
おはようございます。
今日の箱根の海沿い、まずまずのお天気です。ただ、昨日の台風が置いていった暖かく湿った空気が残っているからか、南の海上は霞がかかって、そこに秋の斜めから射す日が当たって、海も空も渾然一体となって輝いています。午前9時半現在、25.1℃。蒸し暑さを感じます。
みなさまの地方は、いかがですか?
写真は、エ・シャロットとニンニクの種球です。
日本でエシャロットというとラッキョウ(Allium chinense)の若取り品をそう呼んで出回っていますが、本物のエシャロット(Allium aggregatum)は分球性の玉ねぎの一種で、甘み、辛味が少ない代わりに、炒めるとユリの花の香りに似た芳香とまろやかな味が得られ、美味しいソース作りなどには欠かせない香味野菜です。
一昨年から栽培していますが、一般の玉ねぎよりもむしろ育てやすく感じます。原産は中近東で、冷涼な気候を好む玉ねぎより暖かい地方だそうです。東南アジアでもエシャロットの系統の玉ねぎが栽培されているそうで、なぜ日本で普及しないのか不思議なくらいです。
手に持っている細長いものはフランスの品種。丸っこいのはイタリアの品種です。 いつも、お世話になっているタネ屋さん(ナチュラル・ハーベスト)から入荷の連絡が来て、すぐにショッピングサイトをのぞくと、種球はすでに在庫数点になっていて、あわてて注文しました。いまはもう手に入りません。日本ではなかなか手にはいらないので、私と同じ様に待ち望んでいたみなさんがいたのかと思うと、マニアックな連帯感と同時にちょっとライバル意識も感じました(笑)。
ニンニクはフランスの品種で、日本のニンニクより味も香りもソフトでまろやかです。最近日本でも、欧州産のニンニクが手に入る様になりましたが、刺激臭が少ないので使いやすいです。
ニンニクは冷涼な気候を好み、また十分な大きさを作るのに地力が必要で、日本でも青森など産地が限られていますね。私も何も考えずにやって、一度失敗しています。再チャレンジ、うまく地力をつけながら頑張ってみます。
2013-10-02
キャベツ苗の植え付け Die Setzlinge der Kehle in unserem Garten.
10時半を過ぎて、青空が広がってきました。
さて、キャベツなど、秋冬野菜の植え付け作業を続けます…。
いろいろなキャベツの苗。
とんがりキャベツ=スピッツコールの苗。中心がまるまって来ました。
さて、キャベツなど、秋冬野菜の植え付け作業を続けます…。
いろいろなキャベツの苗。
今年は、スピッツコールと呼ばれる尖り型や、バカロンというフランスボルドー地方のキャベツ(葉が薄くて繊細)、フリンジの切れ込みのあり寒くなればなればなるほど美味しくなるグリューンケールや、イタリアトスカーナの黒キャベツなどを育てています。葉キャベツ(ケール)類は、来月上旬には収穫が始まります。
はじめて栽培する、グリューンコール。
フリンジタイプの葉が可愛いです。
寒くなると甘くなります。ペーストにしてパスタにからめていただくととても美味しいそうです。
楽しみですね。
ウコンの花 Ein Blütenstand der Gelbwurzel
おはようございます。久しぶりのブログ。少しご無沙汰してしまいました。
今朝の箱根海沿いは、沿岸を通過している台風の雲がかかって、時折小雨が降ったり、青空がのぞいたり、変わりやすいお天気です。9時半現在の気温は25℃。動くと少し蒸し暑さを感じます。
みなさまの地方は、いかがでしょうか。お変わりはありませんか。
写真は、ターメリック(=鬱金ウコン)の花。
正確には穂状花序と呼ばれる構造体で、先端の白い花びらに見えるものは葉が変化した苞、実際の花はその下に、黄色い唇状の花弁を持つ小さな花がたくさんつきます。ショウガ科の植物で、ひとつひとつの花は同じショウガ科のミョウガの花に似ています。
スパイスとして利用される根茎を乾燥して粉末にしたターメリック(ウコン)は、あまり匂いませんが、花は甘酸っぱい良い香りがします。葉にも香りが合って、お風呂の入浴剤にすると、よく香り、ショウガと同じく身体が温まります。
ドイツ語では、die Gelbwurzel= 金色の根 と呼ばれるように、根茎は黄金色をしています。この金色の源はクルクミンと呼ばれる物質で、食用にすると消化を助ける健胃効果を発揮し、インドではカレーの原料、日本ではタクワンの色付けとして江戸時代から用いられてきました。また、胆汁の分泌を促進する作用があり、漢方では黄疸や胆石の薬として用いられたそうです。東南アジアなどの僧侶の僧衣の黄色はこのウコンによって染められ、着色料としても重要な作物となっています。
お魚の煮込み料理をつくるときに、このウコンの根茎を加えて煮ると、嫌な匂いが消えて美味しくいただけます。
わたしたちの庭では、以前は秋に掘りあげて、凍らないところで保存していたのですが、温暖化の影響で、最近では掘り上げなくてもそのまま越冬して春には新芽が出てくるようになりました。
写真のターメリックは、そのような株のひとつです。
今朝の箱根海沿いは、沿岸を通過している台風の雲がかかって、時折小雨が降ったり、青空がのぞいたり、変わりやすいお天気です。9時半現在の気温は25℃。動くと少し蒸し暑さを感じます。
みなさまの地方は、いかがでしょうか。お変わりはありませんか。
写真は、ターメリック(=鬱金ウコン)の花。
正確には穂状花序と呼ばれる構造体で、先端の白い花びらに見えるものは葉が変化した苞、実際の花はその下に、黄色い唇状の花弁を持つ小さな花がたくさんつきます。ショウガ科の植物で、ひとつひとつの花は同じショウガ科のミョウガの花に似ています。
スパイスとして利用される根茎を乾燥して粉末にしたターメリック(ウコン)は、あまり匂いませんが、花は甘酸っぱい良い香りがします。葉にも香りが合って、お風呂の入浴剤にすると、よく香り、ショウガと同じく身体が温まります。
ドイツ語では、die Gelbwurzel= 金色の根 と呼ばれるように、根茎は黄金色をしています。この金色の源はクルクミンと呼ばれる物質で、食用にすると消化を助ける健胃効果を発揮し、インドではカレーの原料、日本ではタクワンの色付けとして江戸時代から用いられてきました。また、胆汁の分泌を促進する作用があり、漢方では黄疸や胆石の薬として用いられたそうです。東南アジアなどの僧侶の僧衣の黄色はこのウコンによって染められ、着色料としても重要な作物となっています。
お魚の煮込み料理をつくるときに、このウコンの根茎を加えて煮ると、嫌な匂いが消えて美味しくいただけます。
わたしたちの庭では、以前は秋に掘りあげて、凍らないところで保存していたのですが、温暖化の影響で、最近では掘り上げなくてもそのまま越冬して春には新芽が出てくるようになりました。
写真のターメリックは、そのような株のひとつです。
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