旧暦で正月を祝っていた明治時代以前の日本では、一年で一番寒い時期、この光の変化に気づいて、近づく春にあこがれるのが、本来の師走の風情だったのですね。
みなさま、おかわりありませんか。
でも、春のおとずれの前にやって置かなければならないことがあります。
その一つが冬野菜などの保存食作り。
氷点下の寒さで凍らないように、野菜たちは体内の糖分を増やしていまが一番甘く、美味しくなっています。
あと半月もすると、そろそろ花芽が成長してその糖分は花や実を作るために消費されて、硬く美味しくなくなってしまいます。それまでの勝負。やはり「師走」、忙しいのには変わりがないようです。
写真はキンカンのコンポートとカリフラワーのピクルス作りの模様です。