2013-04-12

タケノコ

まもなく、日付がかわります。今日は冷えました。
23:50現在、野外の気温が7.4度になっています。

でも、春分から20日ほど過ぎて、太陽の強さは残暑の頃の9月上旬と同じになっていますから、日中は日差しの強さを感じました。



今日11日は、旧暦3月2日で、暦の上では晩春の候になります。来週17日からは春の土用(春と夏との境)が始まります。




さて、筍(たけのこ)をいただきました。 日本の春のごちそうですね。 Die Bambussprösslingen(Take-no-ko) sind Leckerbissen des Frühlings in Japan.  それから、フキの葉が柔らかく伸びて今年はじめて収穫し、お料理に使いました。 今晩は、奥様がフィンランドの方で、ビーガン料理のリクエストでした。タケノコ、フキ、フェンネルなど、旬の野菜を使ったお料理でおもてなししました。






フキ




今晩のディナーの食材の一部です。


2013-04-09

満開の梨とイチゴの花



今日は、お天気は良かったのですが、一日風の強かったです。
写真はちょうど満開を迎えた洋梨です。
Birnenblüten in voller Blüte

まるで、花の絨毯を広げたよう。

でも、なかなか実には結びつきません。
植えて7年くらい。まだ数えるほどしか食べさせてもらっていません -c


イチゴの花も、今が満開。
Erdbeere Blumen in voller Blüte

20日から1ヶ月ほど後に、赤い実がなり始めます。半分野生化して、酸っぱいですけど、ジャムにすると香りが良くて、お店で買うものよりずっと美味しく出来ます。


2013-04-08

香りの花束


 春の嵐が通りすぎた8日、台風一過の様なピカピカの青空が広がる一日でした。
私たちのところでは、ビニール屋根で作った雨除けの軒先が強風で壊れてしまいました。みなさま、被害はなかったですか。

さて、今年もダイニングの天井に、鯉のぼりを泳がせました。
Diese sind Karpfen-Fahnen (=Koi-nobori), die für die Gesundheit am Knabenfest zu beten sind.


成長したたルータ、ローズマリー、」イタリアン・ラヴェンダー(ラヴェンダー・ストエカス)を剪定して、香りの花束を作りました。 

ダイニングやおトイレの天井から吊るして、自然の芳香剤です。


少し癖のある強い香りのハーブですが、こうして合わせるとそれぞれの癖が抑えられて、お互いの良い香りが融合されて引き立ちます。お料理でも同じですが、ハーブの使い方の基本は足し算ではないかと思います。単独では使わず、必ず何種類かを合わせて使います。個性の強い子供達を、うまい工合に競わせたり、協力させたりしながらみんなの力を何倍にもパワーアップして引き出す…その合わせ方に、オリジナリティーが活かせるのではないかと思います。

俳句や盆栽、お能や落語、墨絵など…、そしてお釣りを勘定する時なんか典型的ですが、日本はどちらかというと引き算の文化ではないかと感じます。いろいろな夾雑物を引いて行って、最後に残った短く、小さく、単純でピュアなものを貴ぶ傾向があります。でも、ハーブでそれをやってしまうと、ひとつでは個性が強くですぎて、単調で癖のあるものになってしまいますよね。よく、観光地のハーブ園のレストランで出てくるお料理なんか、◯◯のハーブを使いましたと強調するために、そんな使い方をしたお料理やハーブティーが出されますが、それは日本の感覚のままで、ハーブを使ってしまっているからではないかと感じます。

2013-04-06

雨の中の花たち

雨の中の花たち
Blumen in Regenfälle


午後3時過ぎ頃から雨が本格的になりました。これから春の嵐が予想されていますね。

今日は予約されていたお客様がキャンセルとなり、壁の隙間にパテをしたり、植木や夏野菜の苗をしまったりして、雨や暴風対策をしていました。

庭の花たちは、今晩の風でみんな倒れちゃうだろうなぁ…。
みなさまもお気をつけください。被害のないことをお祈りしています。

今年はキンセンカがよく咲きました。
カレンデュラまたはマリーゴールドという名前で、ハーブとしても花が利用されます。

サラダに花びらを散らしたり、
湯通して冷まし、よく絞った後、ビネガーに漬けてピクルスにもできます。鮮やかな黄金色になり、サラダや肉魚料理の美しい付け合せにもなります。
(食用菊のように酢の物にしてもOK)

薬用としては古くから目の薬とされ、花をお湯で煮た汁をさまして、脱脂綿に含ませ絞って、まぶたの上に置くと、眼精疲労に効果があるそうです。


昨年夏にカナダ旅行をした息子のおみやげ。滞在先のB&Bオーナーから頂いたカナダ西海岸の草花の種を育てました。


はや、初夏の花、ツツジやカラーも咲き始めました。



グリーンピースも、若いさやが出来てきました。

まごまごしていたら周囲は草だらけ。これは雑草のカラスノエンドウです。これまで手のひらに載るような、「可愛かった春」が、思春期の子どもの様に急に伸びて、だんだん手に負えなくなってきました…。エンドウという名前がついていますが、そら豆の仲間で、若芽や若い実は食用になります。(原産地の古代オリエントや地中海では野菜として利用されていたそうです。サラダにしたら美味しいかな?)

また、アブラムシもそら豆と同じ、「ソラマメヒゲナガアブラムシ」という比較的大型のアブラムシがつきます。 花が咲き始めるとこのアブラムシが付き始めます。昨日草取りをしていて観察したら、新芽の先にはほとんどアブラムシがついていました。これが、包装材のプチプチシートを潰すみたいに、潰し始めると気持ちよくて…、くせになります(^_^;

てんとう虫の幼虫もたくさんいました。



これは、天気の良かった昨日。はじめての土遊び(砂浴び)をしてはしゃぐ、レアとラウラ。





2013-04-05

ひよこたち レアとラウラ

ひよこたち、レアとラウラと名づけました。


4月から、NHKラジオのドイツ語講座を利用して、約35年ぶりに勉強することにしました。
そのテキストに出てくる姉妹の名前です。昨日はじめて外へ出しました。


はじめは地表を這う小さな虫達におっかなびっくりしていたのですが、でも、そのうち慣れてきて、ついばむように。終いには、買ってきた餌など見向きもせずに追い回していました。



可愛いひよこたちも、虫たちの目から見たら、映画ジェラシック・パークに出てきた敏捷で恐ろしい恐竜、ディノニクスみたいですよね。


よく遊んで、眠たくなりました。
ローレル(月桂樹)と西洋ニワトコ(エルダー)の樹の下でトロトロ。

ところで、夕方さっそく大きなオオタカ(メス)が飛来しました。
はじめ、巣作りをしているカラスの様子を見に来て追い返された後(オオタカはカラスを食べてしまいます)、遅くなって(カラスたちはねぐらに帰った頃に)またやってきて、ゆっくりと旋回していきました。

まもなく産卵をして子育てを始める彼女の目にはもう、ひよこたちの姿がマークされたのかもしれません。
襲われないように、くれぐれも注意しなければなりません。




夕方には、愛犬のイモちゃんにも慣れて来ました。
イモちゃんは可愛くてしょうがないみたいです。目を細めてお尻の匂いをかいたり、優しくなめたりするのですが…、

そのうち目が爛々と輝き始め、もしかしたら”食欲中枢”が刺激され始めたのでは…(^_^;)

大丈夫かな? 

こちらも、ちょっと心配です。

ありがとう、キャベツたち


おはようございます。

今日は二十四節気(一年を二十四等分にした東アジアの太陽暦)の清明。若葉が萌え、木々の花が咲き、天候は明るく清々しい…候(時期)ということで、この名が付けられたといいます。

箱根の海沿い、よく晴れて風もなく、今朝はまさにそんな素晴らしい一日になりそうです。

午前10時10分前、気温は16度です。
皆様の地方はいかがですか? よい一日になることをお祈りします。



畑では、キャベツ類(ブロッコリー、黒キャベツ、芽キャベツなど)の花が、いまが盛りと咲いています。去年の秋から春まで、私達とお客様に、美味しい葉や蕾を提供してくれて、ほんとうに感謝です。この二週間ほど、思いっきり花を咲かせてあげました。

さて、そろそろ次の夏野菜の準備をしなければならず、昨日から引き抜いて、片付け始めました。

土に埋めて、堆肥になり、次の世代の栄養になって、育んでもらいます。

2013-04-04

洋梨の花

昨日の雨で、桜の花も散り始めましたが、次は洋梨の花が咲き始めました。

これも、可愛いです。


ヒヨヒヨ・ガールズ


昨日は、ところにより激しい雨や風に見舞われた様ですが、みなさま被害はありませんでしたか?

私たちのところでは、これといったことはなく済みました。
今日は、昨日の雨と風に空が洗われ、このところ春霞で望めなかった伊豆東海岸と島々が見渡せるよいお天気になりました。

写真は宿のすぐ上にある、箱根山から続く尾根道から。


愛犬のいもちゃんのご飯を買いにペットショップに立ち寄ったら…、鶏のひなたちが売りだされていました。ケースをのぞいてみると、みんな一斉に駆け寄って来ました。
で、思わず…衝動買い (^_^;)

ほんとはみんな連れて帰りたかったのですが、収容能力に合わせて2羽の女の子を。

今朝は、5時前彼女たちのヒヨヒヨ声で起こされました (笑)。

以前、もう10年ほど前になりますが、チャボ(小型の鶏)を飼っていたことがあります。
とてもよく懐いて…特に小学生だった息子に…いたのですが、ある日、オスがオオタカに、メスがアオダイショウに、それぞれ襲われて命を失いました。それ以来、かわいそうで飼えなかったのですが…。


タカ、ヘビ、そして猫と、周囲にはいろいろな危険があるので、小屋はイモちゃんそばに置きました。 はじめ、「?」と、けげんな顔をしていた彼女も…。

すぐに、慣れてくれました。よろしくね!

このヒヨヒヨ・ガールたちには、畑の虫取りをお願いするつもりです。