今年も新米がひるさいどはうすに届きました。30キロの大袋です。
このお米は、神奈川県茅ヶ崎市(そう、加山雄三やサザンオールスターズの茅ヶ崎です)で作られるお米です。
湘南海岸でお米作り? なんてちょっと意外でしょ?
でも、新幹線に乗って東京駅から西へ向かって最初に見える田んぼは湘南地方の田んぼなんです。
この地域は昔から農業も盛んで、海の幸、里の幸に恵まれた場所です。
一方で、東京、横浜に隣接し、交通網も整備されていることから早くから都市化した地域でもあります。年々農地が宅地化し、特に田んぼはほんのわずかの面積に減ってしまいました。
しかし、田んぼはお米を作る場所であると同時に、渡り鳥などの野鳥やナマズ、フナ、カエル、タニシ、クモなど…多くの生き物が生息する場所でもあります。
また、都市の中にある田んぼは大雨の際の遊水地となって洪水の被害を防いだり、天然のクーラー効果でヒートアイランド現象を抑えてくれたりしています。
そこで、この田んぼがこれ以上減らないように、ここで取れるお米を「湘南タゲリ米(タゲリというのは冬に渡ってくるチドリ科の美しい鳥です)」と名付けて、市民のボランティアが、趣旨に賛同してくださるみなさんにお売りしています。
一般のみなさんに届くのは ナチュラルイラストレータお第一人者森上義孝氏デザインのステキな袋入り5kgパック、化粧箱入りです。
私は、ホームページ作りなどでお手伝いをさせていただいています。
お米を作って下さったみなさま。
梱包し、出荷してくださいました。
◆ホームページ http://sannsuikai.eco.to/
◆フェイスブックページ http://goo.gl/fSeDwy