2013-11-12

菜の花と花しょうが…

11月12日。お昼を過ぎて、雨が止んで、再び日が射して来たので、ちょっと畑をのぞいて来ました。

イタリアの菜の花品種「チーマ・ディ・ラーパ」と、ショウガ科の薬用・香料植物「シュクシャ」が咲いていました。季節は冬に入るところですが、春と夏の花が同時に咲いています。

シュクシャは、お花屋さんでは「花しょうが」とか「ジンジャー」という名前で売られていますが、ショウガというよりはウコン(ターメリック)に近い、南アジア原産の熱帯の植物です。

花にはユリにショウガの爽快感のある芳香を合わせた、しかも濃厚な香りが特徴で、キューバなどの中南米では香水の原料としてプランテーション栽培されて来たそうそうです。
根茎も古くから薬用として用いられ日本にはすでに江戸時代に移入されていたそうです。
葉にも、かすかですが芳香があり、入浴剤にすると身体がよく温まります。

ついでに「お風呂温室」では、ランの一種デンファレの花が咲き始めましたので、一緒に載せてみました。普通、白に濃いピンクの花ですが、これは黄緑色に淡いパステル調のピンクが入る落ち着いた花色です。