今朝は、私達のすぐ上の道沿いにある陶芸家の井上昌久先生の自宅及び窯を併設したアトリエを訪れました。
毎年12月、恒例の作品展があり、宿のお客様でそれを楽しみにされている方もおられるので日程をお聞きしにおじゃましました。
先生の作品は穴窯とよばれる、古墳時代以来の古い形式の窯で焼かれる作品です。
大量生産ができる一般的な登り窯に対して、「窯内で対流が無い為、火のあたり加減と灰のかかり具合によって作者も予期しない模様や色に焼きあがるため、味があり、同じものは決して二つとしてできない(※)」個性豊かなものとなるのが魅力です。
(※穴窯について、ウキペディアより)
真鶴の風土も織り込まれた、Zenn(=クール)でなおかつあったかい、素敵な作品がたくさんあります。 日曜の茶碗やお皿、ぐい呑み、花瓶、壺など…。
先生は、私の中学校の時の恩師(美術)です。
現役時代は、RCサクセションの、「ボクの好きな先生」みたいな、もっぱら”落ちこぼれ生徒”をフォローしてくださる先生で慕われていました。
アトリエは箱根山の海沿いの高い尾根の上にあり(標高140メートルほど)、足元に小田原、湘南、三浦へと続く相模湾と、その後ろには、西に丹沢、東に房総半島、晴れた日には、湘南の街の背後に首都圏の高層ビルも、眺められます。
風籟窯(ふうらいがま)2013
会期2013年12月6日(Frei)~16日(Mon)
時間 AM10-PM5
場所 自宅ギャラリー
TEL FAX 0465-68-5184
(コ・チ・ラは以前の作品展 私が撮った写真ギャラリーです)