19日から夏の土用(立秋前の18日間、夏から秋へ向かう変わり目なので、振る舞いや健康に注意すべしとする期間)が始まっていますが、それにしても、極端な変化です。
生活やお天気、「普段通り」、「当たり前」が、なんだか懐かしく、愛おしいような気がしてきますね。
この先の、安定を祈ります。
さて、畑の野菜たちの様子です。
ナスの花がたくさん咲いています。花が咲いた後に、それぞれがナスの実になります。
今年はイタリアやフランスの品種を作っています。花は日本の品種より淡い色のものが多いです。
梅雨明け直後の強い陽射しで、葉が焼けてしまいました。
はじめ病気(ナスにとって恐ろしい半身萎凋病など)ではないかと不安になりましたが、その後の低温と雨で、グッタリした葉が元気を取り戻したので、どうやら”熱中症”ですんだようです。
ナスはインド原産の植物ですが、しかし夜も温度が下がらない熱帯ジャングルのような日本の夏にはかないません。熱中症にかかったように衰弱し、花が落ちて実がならなくなってしまいます。
ヨーロッパの品種なので、特に暑さが答えたのかもしれません。
全体に日除けを張ることにしました。
猛暑の中、二日がかりで設置したのですが、張り終えたら、今度は雨と低温で、すぐに外すことになりました。やれやれ、世話が焼けます。 (T_T)
それでも、実がなって来ました。これは白い小さなナス グレーテル。綺麗でしょ?
皮は薄くて、実は柔らかく美味しいです。
もう一種、緑色の丸ナス。アップルグリーン。
こちらはイタリアン・トマトの若い実。お尻が黒くなってしまいました。これも暑さと乾燥によりカルシュームが摂取できなくなった生理障害です。イタリアは石灰岩質の土壌なので、こうした症状が出やすいです。
こちらはアメリカの開拓時代以来の古い品種。ミニサイズのトマトで、現在の日本の品種のような甘さはないのですが、水分が少なく実がしまっています。一番最初に色づいて来ました。
こちらはピクルス用キュウリ。現在の日本の生食用キュウリよりも苦いです(日本でも昔は苦かった)。でも、乾燥に強く、昨年日本のキュウリがダメになっても、持ちこたえてたくさん収穫できました。苦味抜きしてから、サラダやピクルスなどにして頂きます。
こちらはヒョウタンの様な細長い形になるズッカ・ナポリという品種。写真のものは、長さは30センチほどですが、まだ若い実で、このあと10キロほどの大きなカボチャになるそうです。
ズッカ・ナポリの蔓先。まるで、蛇のようです。
夏野菜(ズッキーニ、ナス、ジャガイモ)のグリル焼きとご飯のサラダ
玄米と夏野菜(トマト、ナス、青唐辛子)のサラダごはん(ランチ用) バルサミコと醤ソースを添えて