カナダバンクーバーの二人の若者が、食材の輸送コストにかかるエネルギー問題から、自分の住んでいるところから半径100マイル(160km)以内で生産された食べ物だけで暮らすという試みを1年間続け、その経験を「100マイル ダイエット」という本に書いたところ、世界各地から大きな反響があり、その試みを、今度は自分の暮らす地域の人達と一緒にチャレンジ。その記録をテレビドキュメンタリーにしたものです。
はじめはエネルギー問題に対する疑問から始めた活動だそうですが、それが砂糖やファストフードを控え、新鮮で滋養に満ちた野菜を中心にした食生活へ転じることになって、結果的にダイエットに繋がり、さらに自宅で料理をするようになって家族の絆が深まり、食材を地元に求めることによって地域コミュニティーが豊かになり、更にネイティブカナディアンの伝統文化を見直しアイデンティを自覚する…といった好循環を生んで行くというお話です。
冷凍食品や嗜好品、チョコレートやキャンディー、アルコールが口にできなくなって、はじめはみんな大混乱するのですが、次第に地元に豊富にある旬の食材の美味しさを知り、自分の中にこれまで味わえなかった自然な健康感や安心感、ピュアな感覚に目覚めていく…。
温暖な地中海性気候のカナダ・バンクーバーは、豊富な野菜や海産物に恵まれていて、出てくる食材がみな、とても美味しそうでした。
◆さて、わが家も、旬の野菜とお米、魚に関しては…、100マイル圏内。
特に野菜は、20年前の開店当初から0マイルですね。
さて、梅雨明け間近、7月中旬、畑の野菜たちを紹介しましょう。
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この花は、「STRINGA A GRANO BRUNO(茶色の小さな豆が入るヒモ)」 という、イタリアトスカーナ地方の伝統品種の種子を使ったインゲン豆(fagiolo)の花です。
そうだ、いま栽培してる野菜の殆どはイタリアやフランスなどの輸入種子。地球の裏側から輸入されたものだから、100マイルダイエットにはならないかな?
でも、日本の野菜品種の殆ども、今や中国やアメリカ、ニュージーランド産etc.etc.海外産がほとんど。「伝統の京野菜」とか表に書いてあって、裏を見るとニュージーランド産の京菜だったりしますね。(´Д`)=3。
そうだ、いま栽培してる野菜の殆どはイタリアやフランスなどの輸入種子。地球の裏側から輸入されたものだから、100マイルダイエットにはならないかな?
でも、日本の野菜品種の殆ども、今や中国やアメリカ、ニュージーランド産etc.etc.海外産がほとんど。「伝統の京野菜」とか表に書いてあって、裏を見るとニュージーランド産の京菜だったりしますね。(´Д`)=3。
さて、普通、インゲンの花は白が多いのですが、これはグラディエーションがたいへん美しい藤色。しかも4~5センチの大輪の花を咲かせます。
手のひらサイズのミニカボチャ「'Sweet Dumpling(甘いお団子)」
色づくのを、いまかいまかと待ちわびているイタリアントマト follia。
”Parigyno(パリっ子)”という名前のフランスのピクルス用キュウリ。
そして、下の写真が唐辛子3種。
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