2012-07-26

色とりどりの夏野菜

7月26日 (晴れ 27.6度 8時半現在)

薄く水彩絵具を塗った様な、薄青色の夏空から陽射しが降り注いでいます。

今年は蝉の鳴き声が遅かったのですが、昨日から本格的に鳴き始めました。

当地で夏の盛りに聞かれるのは、

午前中が、「シャー、シャー、シャー」と大音声で鳴くクマゼミ。
午後は「ジリジリ…」と油が煮立つような声のアブラゼミ。
そして夕方、「カナカナカナ…」と涼しげな声で一日の終りを告げるヒグラシです。

これに日中、ミンミンゼミやニイニイゼミが混じり、立秋を過ぎた頃からツクツクボウシの鳴き声が加わります。

皆さんの地方は、いかがですか。
今日も蒸し暑いです。お気をつけ下さい。


夏野菜がたくさんとれてきました。

茄子は、先日ご紹介した白やアップルグリーンに加え、身の柔らかい「フィレンツェの紫(Violetta di Firenze)」(写真上左側)、丸ミニ茄子の「オフェーリア(Ofhelia )」(写真上真中)、斑入りの美しい南仏の伝統種「リスターダ・デェ・ガンティア (Listada de Gandia)」(写真上右)。

さぁ、この色とりどりの茄子を使ってどんなお料理を作りましょうか?



さて、こちらはキュウリ「ファン・デェ・モー (Fin de Meaux)」(写真上左)というピクルス用と、生食用の「味みのり」 (写真上右)、甘い青唐辛子「フリッジテリオ(FRIGGITELLO)」(写真左下)。

ピクルス用キュウリは実がしまっていて、本格的なピクルスを作るにはやはりこれでないと。昨年作ってみて実感しました。一方、日本の(といっても種子の生産地はタイ)」のキュウリは苦味がなく、シャッキリした歯ごたえで生食には欠かせません。ミントとヨーグルトのドレッシングでいただくのが美味しいです。

「フリッジテリオ」という甘い青唐辛子の名前は、「油でジリジリ炒める…」といった言葉から来ているようで、オリーブオイルで炒めて食べるととても美味しいです。