2012-12-10

パセリのような…



おはようございます。

昨夜まで吹き続けた強い風がようやく収まりました。
アメダスを見ると、午前10時現在、まだ2メートルほどの風が吹いているようです。
でも、風向きは西から北に代わっているので、北を山で守られている私たちのところは、幸いにまったく静かです。

冬の陽射しが、幼い子どもの笑顔の様に、キラキラと輝きながら、部屋の奥まで差し込んでいます。

今朝は最低気温が2.2度まで下がり、この冬初めて霜柱を観測しました。

みなさまの地方はいかがでしょうか?


写真は、5号鉢に植え替えたイタリアンパセリです。元気に育っているので、お客様のお土産に用意しました。

イタリア語に、「パセリの様な( エッセレ コメ イル プレッツェーモロ essere come il prezzemolo)」という常套句があります。これは、「どこにもこっそり顔を出す」、あちこちの集まりで、ふと気づくと必ず顔を見かけるような人を揶揄する表現だとありました。

これは昔から、どんな料理にも、メインにはならないけれど、必ず刻んで入っているパセリから、作られた言葉のようです。 
社会的には、あまり良い言葉ではないけど、台所ではパセリは頼もしい存在。
あらゆる料理の味を引き立て、更に健康にも役に立つ、として、たくさんの効能が書かれていました。
曰く、「植物性エストロゲン(女性ホルモン様物質)、葉酸、鉄、カルシウム、リン、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、ヨウ素、銅、マンガン、硫黄、クロロフィル…を含み。貴重な栄養素は優れた働きをし、抗貧血、解毒、浄化、利尿、毛細血管の再生、消化促進、疲労、食欲の増進、リウマチ、痛風、肝臓、胆嚢疾患…などに効果がある」と、書かれていました。