2012-12-27

年末年始料理の下ごしらえ


今朝の最低気温は、ちょうど0度でした。

庭や畑には、当地では珍しい大きな霜柱が一斉に立っていました。
野菜たちは、表面に小さな氷の粒をつけながら、自身は凍らないように体内の糖分を高めて身を縮まらせています。

これが、野菜の甘さを提供してくれます。
寒いけど、青菜を中心とした野菜が一番美味しい時期。 草も生えないので、助かります。 

空は少し雲が多く、そのまま寒い一日になりそう。
 午前11時現在、6度です。
 みなさまの地方はいかがですか? 来週はもう、お正月ですか。 



さて、年末年始のお客さま向けに…、肉や魚の下ごしらえをしています。

鶏肉はスモークチキンに、豚のロースは生ハムに、サバは燻製燻製にします。
これらをたっぷりの野菜と召し上がって頂きます。


肉や魚を調整して余ったアラ(骨)や皮は、大きな鍋で、野菜(特に根菜類)とともにブロス(だし汁)を作ります。

この時に、いろんなスパイスやハーブを使いますが、なかでも中心になるのがフェンネルです。
肉や魚の荒々しさを鎮めるように抑えて、柔らかい味にしてくれます。



左から、ビーツ、ニンジン、カブ、ダイコン、フェンネル、みんな自家製の根菜類。