2013-02-19

豆乳ディップ

このところ、不安定な天気が続いていますね。
今日の箱根海沿いも、夜明けがそのまま続いている感じで、暗く、冷たい雨になっています。
午前10時現在、7.6度。予報では、この後雪になる可能性も…。




さて、このところお気に入りなのが、豆乳を原料として自分で作るヨーグルト。

これが、いろんな応用ができてお料理に幅が広がっています。上の写真は、サバのブルターニュ風マリネ(お酢と野菜やハーブでじっくり煮込んだマリネ)に、ディップとして添えたもの。

豆乳に特製の植物用乳酸菌を加えて、パックのまま保温マットを巻き、8時間ほど置きます。

すると豆乳は、ほのかに大豆の甘い香りのするヨーグルトになっています。乳製品のヨーグルトに比べて酸味は少ないです。柔らかいお豆腐に似ていますが、舌触りはなめらかで食感はヨーグルトです。

そのまま利用しても良いし、カッテージチーズを作る要領で、コーヒー用のペーパーフィルターやキッチンペーパーを利用して水分を漉すと、クリームチーズ状になります。

このチーズ状にした方が、より一層食感がよくなります。

写真の様に、塩コショウ、レモンを加えて、サラダやマリネのディップに。これがとても美味しいです。

また、甘味料(砂糖、メープルシロップ、蜂蜜、ビートシュガー)やシナモンなどのスパイスを加えると甘いクリームになり、パンやケーキのスプレッド(塗りもの)としても美味しいです。

乳製品ヨーグルトの乳酸菌は、胃酸と人間の体温で、腸まで届く間にほとんどが死滅してしまうそうですが、植物用乳酸菌はそれに耐えて、お腹の中まで活きて届き、腸内で働くことができます。長く植物質の食事をしてきた日本人は、欧米人に比べて腸が長く、それだけ、乳酸菌などの腸内善玉菌の働きを借りないと健康に過ごせないそうです。そうした、腸内環境の改善にも大いに役立ちます。(参考 強い植物性乳酸菌を見直しましょう 豆乳ヨーグルト )