2013-02-04

春の嵐? 金柑の甘煮

今日の箱根の海沿いは、不安定なお天気、ちょっとした嵐の様です。

小雨模様で夜が明けた後、日中は青空がのぞいているのに、吹く風に時折小雨が混じりました。お昼をまわってからはその風がどんどん強まり…、午後2時を回る頃には本格的な雨になりました。



でも同じ雨風でも、立春の今日、これまでの寒期の中の嵐と違って、なんとなく「陽の気」の気配が感じられます。

みなさまの地方はいかがですか?


   
 さて、先月中旬、母がとっておいてくれた金柑を、種取りが面倒なので放っておいたのですが…。

ふと見るとちょっと傷んで来ました。

春を迎えて、この先どんどん悪くなるので、ついつい浸ってしまう怠け心に鞭を打って、甘露煮を作りました。

ボウルに1杯、約1キロ。種取りに40分位かかりました。やり始めれば、アイロン掛けと同じで、作業に無心になれて心地良いくらい。インターネットをぼんやり眺めている時間があればわけもない時間ですね(・・;)。

金柑を始めとした柑橘類の花は5弁で、横割りにして見える房の数も、だいたい5つ、…でも、6になっているものもある。

…とか、そんな「自然観察」もできました。

マクロビオティックでは、砂糖を使わないので金柑は薄塩で煮ます。
川内先生の料理教室ではじめて食べさせていただいた時、それがとても美味しかったです。
ただ、それでは保存が利かないので、やむなく砂糖煮に。
通常の3分の1の量にして、蜂蜜を加えました。

素材にある青臭さを消すのに、クローブとシナモン、そして私はフェンネルをひと枝入れます。
香りを高め、胃にも優しくなります。