Rucola blüht!
(ルーコラの花咲く)
ルーコラの花咲く
Rucola blüht!
おはようございます。今日の箱根の海沿いは静かな雨になりました。午前11時現在6度です。
畑では、ぽつぽつですがルーコラの花が咲き始めました。中近東から地中海沿岸を原産地とするアブラナ科エルーカ(キバナスズシロ)属の野菜です。アブラナ科に共通するピリッとした辛みと少々の苦み、そしてゴマに似た香りが食欲をそそります。
ビタミンCはほうれん草の4倍、カルシウムはピーマンの30倍、鉄分や葉酸なども豊富に含まれる栄養野菜でもあります。日本では「ルッコラ」と呼び習われていますがイタリア語ではルーコラの発音になりますね(ドイツ語でも)。南イタリアではルーカ(cuca)またはルケッタ(ruchetta)という言い方もあるそうです。(ちなみに発音ガイドサイト
http://ja.forvo.com/search/rucola/
によると、スウェーデンの人がルッコラと発音しています)
ハーブに詳しい方は、英語やフランス語のロケットという言い方のほうが馴染みがあるのでしょうね。
中近東ではジルジール(またはガルギール)と呼ばれて、同じようにサラダとしてたくさん食べられているそうです(特にエジプト)。
お店で売られているのは、摘み菜のような若い葉が中心だと思いますが、畑で栽培していると、このつぼみと花も利用できます。むしろ、このつぼみと花芽周辺の柔らかい葉が風味、香り良く、春の味、とてもおいしいです。
花は中心に蜜があってほんのり甘く、サラダのトッピングに彩りを添えてくれます。
(参考、朝日植物百科 アラブのエスニック料理入門など)
こちらは、ルーコラを使ったお料理
>> ルーコラとトマトのペンネ。木の実(クルミとカシューナッツ)のパルメザン風
>> フリッジ・マカロニのサラダ