2013-10-03

エ・シャロットとニンニクの植え付け

Gten morgen.
Heute werde Ich die Knollen der Scalotten und Knoblauch anpflanzen.

おはようございます。

今日の箱根の海沿い、まずまずのお天気です。ただ、昨日の台風が置いていった暖かく湿った空気が残っているからか、南の海上は霞がかかって、そこに秋の斜めから射す日が当たって、海も空も渾然一体となって輝いています。午前9時半現在、25.1℃。蒸し暑さを感じます。

みなさまの地方は、いかがですか?


写真は、エ・シャロットとニンニクの種球です。
日本でエシャロットというとラッキョウ(Allium chinense)の若取り品をそう呼んで出回っていますが、本物のエシャロット(Allium aggregatum)は分球性の玉ねぎの一種で、甘み、辛味が少ない代わりに、炒めるとユリの花の香りに似た芳香とまろやかな味が得られ、美味しいソース作りなどには欠かせない香味野菜です。

一昨年から栽培していますが、一般の玉ねぎよりもむしろ育てやすく感じます。原産は中近東で、冷涼な気候を好む玉ねぎより暖かい地方だそうです。東南アジアでもエシャロットの系統の玉ねぎが栽培されているそうで、なぜ日本で普及しないのか不思議なくらいです。

手に持っている細長いものはフランスの品種。丸っこいのはイタリアの品種です。 いつも、お世話になっているタネ屋さん(ナチュラル・ハーベスト)から入荷の連絡が来て、すぐにショッピングサイトをのぞくと、種球はすでに在庫数点になっていて、あわてて注文しました。いまはもう手に入りません。日本ではなかなか手にはいらないので、私と同じ様に待ち望んでいたみなさんがいたのかと思うと、マニアックな連帯感と同時にちょっとライバル意識も感じました(笑)。

ニンニクはフランスの品種で、日本のニンニクより味も香りもソフトでまろやかです。最近日本でも、欧州産のニンニクが手に入る様になりましたが、刺激臭が少ないので使いやすいです。

ニンニクは冷涼な気候を好み、また十分な大きさを作るのに地力が必要で、日本でも青森など産地が限られていますね。私も何も考えずにやって、一度失敗しています。再チャレンジ、うまく地力をつけながら頑張ってみます。