きっかけは、アメリカ人のベジタリアンのお客様をお迎えした時に、菜園の野菜やハーブを使って工夫し、とても喜んでいただいたことです。以来、常連様になっていただいています。
欧米では、健康や精神的な安らぎを得る目的から、肉を避け、野菜や穀物中心の料理を楽しむ人たちがたくさんいます。
夏にカナダに和太鼓の修行に行った息子も、滞在先のB&Bでは、ご飯は玄米でした。
イギリスでは、どんな小さなパブでもベジタリアンメニューが用意されているそうです。
インターネットをサーフィンすると、そんな、海外のベジー(菜食好き)たちが、競うようにして野菜料理のレシピを発信しています。
そんな中で、私の一番のお気に入りが、テキサス州サルファースプリング在住のジルさんのHP、Simple Daily Recipes です。
http://simpledailyrecipes.com/
(Website)
https://www.facebook.com/SimpleDailyRecipes/info
シンプルで美しいレシピがたくさん紹介されています。
野菜料理では玄米や豆腐など日本の伝統食も盛んに利用されていて、どんな風に工夫されているかを知るのも楽しいものです。
さて先日紹介されていたレシピ。
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ベイクした野菜とパスタを、柔らかい豆腐とお味噌で作ったクリーミーなソースでグラタンにしたお料理。味付けに、ターメリックやパプリカ、ガーリックなどを使っています。
日本人の感覚では、味噌、豆腐に、ターメリック…というのは、思いもつかない発想ですが、何かとても気になって、レシピにならって作ってみました。
レシピでは、ソースは豆腐に非乳製品ミルク(※豆乳、ライスミルク、アーモンドミルクなどのこと)を加えてクリーム状にし、イェローミソ(多分玄米味噌)とディションマスタード、オニオン&ガーリックパウダー、ターメリック&スィートパプリカパウダーで味付けしていました。こちらでは、柔らか豆腐に、ご飯をお湯で溶いてミルク状にしたものを加えてクリーム状にし、玄米味噌とディションマスタードを加え、オニオン、ガーリック、パプリカは、細かく刻んだものをよく炒めて代用し、そしてターメリックパウダーを加えてソースを作りました。
「合うの?」と思っていた、この取り合わせが、よく合いました。特に、味噌にターメリックを加えることで、味噌臭さがマスキングされて消えてしまうのです。そうすれば、後は、洋風の素材とシームレスに馴染んでいきます。
とても、勉強になりました。
こちらは今朝の朝食プレート。
冷たいままで頂いたのですが、冷めてもとても美味しかったです。
付け合せは、青トマトで作ったレリッシュ(刻みピクルス)(写真右)。