2012-10-21

モンシロチョウの恋



写真は、モンシロチョウのオスメス2頭が交尾しているところに、もう1頭別のモンシロチョウが邪魔をしに来ているところです。

モンシロチョウはキャベツやダイコンなどのアブラナ科野菜に卵を生みます。オスが一定の縄張りを作って他のオスを排除し、メスが来るのを待っています。メスが来ると結婚の申込をしますが、メスは必ずしもそのオスを気に入ってプロポーズを受けてはくれません。かなりの確率で交尾拒否をされます。これはメスが裏返って、お尻を突き上げる姿勢を取るのですぐにわかります。

普段は、
オスはそうされると、紳士的に諦めるのですが、冬が間近に迫るこの時期、そうそう、カッコつけてはいられないようです。

はじめにこの場所を専有したオスのことなど無視して、たくさんのオスもメスも集まって、自分の遺伝子を来春に繋げたいと夢中です。

写真で、しつこく邪魔に入っていたオスは、諦めきれなかったんでしょうね。

生命を賭けた蝶たちの営みの後で、私はその子どもたちを手で潰して歩きます (・・;)。