2012-06-08

インターナショナル トマト


6月7日、ようやくトマト苗の植付けができました。
今年は、イタリア、ドイツ、アメリカの三種類のトマトを選んで、種蒔から育てています。
   品質の高い種子の販売で知られる イタリア Franchi社の、 フォッリア(FOLLIA)ハイブリッド という品種。

果肉が厚く、味に深みのある代表的なイタリアントマト(料理用)に、サンマルツァーノという品種があります。カンパーニャ地方、ローマ時代の有名な遺跡ポンペイを火砕流で埋めたヴェスビオス火山の山麓で栽培される伝統品種です。この系統をベースに、育てやすく、生食も出来る品種として改良された交配(ハイブリッド)トマトです。
   こちらはアメリカの古いエアルームトマト、レッドフィグ(Red Fig)。

エアルームheirloomというのは家宝といった意味ですが、ここでは各地方の栽培農家が代々守り続けた伝統品種を意味します。

これは18世紀といいますから、200年以上も前からアメリカで栽培され、受け継がれて来た品種だそうです。

フィグというのはイチジクのことですが、イチジクのように甘みがあり、乾燥させて、冬季の保存食として利用されたトマトだそうです。
   こちらも、エアルームトマト、エヴァ・パープル・ベルというドイツの伝統品種です。

ムラサキがかった濃い色のサラダ用トマトで、甘くジューシーなのが特徴だそうです。
植付けまで順調に育って来ました。
さて、個性的で美味しいトマトがたくさんなると思います。
楽しみにしてて下さいね。