2012-06-30

青、緑、赤…花と実


取り残しておいたアーティチョークの蕾に、花が咲きました。
一本一本の小さな紐のようなものが、ひとつひとつの花です。
薄い貝紫(ロイヤルパープル)色といってよいでしょうか、それが日に照らされて輝く様です。

この輝く姿は、なかなか他にはありません。

 
 そして、こちらは水の色を映したようなアガパンサス。かたまって咲いていると、そこに庭園の噴水があるようです。
品種はアーリーライラックでしょうか。
 
20日に通過した台風で、葉がズタズタになったカボチャも、痛みの少なかった葉が回復し、新しい弦や葉も伸びて来ました。
そのうちのひとつ、スゥート・ダンプリング(甘いお団子)という、手のひらサイズの品種にはたくさんの小さな実がついていました。

「どうなったかな?」とのぞいてみたら、そのうちのひとつが大きくなって、淡い黄色に特徴ある緑の縞模様が刷毛で塗ったように現れていました。
そろそろ、食べられるのかな?
こちらは、4月下旬に種まきしたビート。北ヨーロッパやロシアなど寒い地方の野菜なので、日本の夏の暑さに育つだろうかと心配してたのですが、試しに掘りあげてみると、小カブくらいの大きさに育っていました。

切り口からは血のように鮮やかな赤い汁が滴っていました。

ボルシチなどの煮込み料理にする他、美しく安全な赤い色素として、お料理やお菓子の色つけに使われます。